「わたしのマンスリー日記」 第4回 「栗山監督の二刀流魂—WBC栄冠獲得の秘密」

ボクは予言者?!

 WBCすごかったですね。3年以上コロナ禍でたまっていた鬱憤を一気に吹き飛ばしてくれる快挙でした。改めて日本野球の強さを実感しました。

 ところで3月22日の対アメリカとの決勝戦3対2で勝利を収めて栄冠を勝ち取ったのですが、この決勝戦「3対2で日本が勝つ」と予言した人がいます。実際そうなったのですからそれはそれですごいことです。

 実はその予言をしたのはこの私だったのです。話は少しさかのぼります。最近我が家に来てくれることになったリハビリのKさんは大の野球ファンで、とりわけ大谷翔平選手の大ファンだと言ってました。彼女の来宅日は毎週月曜日でその日は3月20日でした。そう、翌日は春分の日で早朝から準決勝の対メキシコ戦の様子がテレビで流されるということで、日本中が沸き上がっていました。当然WBCが話題になって私は何気に「明日のメキシコ戦は5対3で日本が勝つよ」と彼女に告げました。

 彼女は半信半疑の面持ちながら「そうなればいいわね」と言いたげの様子でした。「5対3で勝つ」といったことの根拠などあるわけもありません。そもそもメキシコの野球など一度も見たこともないのですから、出鱈目といえば出鱈目です(笑)。でも結果はどうでした? 配色濃かった土壇場の9回の裏、まさかまさかの村上(神)様の逆転2ランで勝ったじゃありませんか! 結果は6対5。比率で言えば5対3と大した差はありません。

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