國田 直子さん(石川県立金沢伏見高等学校 司書)

 展示物は、単に見るだけのものではなく、行動を伴うものも作成しています。例えば

【読書ルーレット】2つの項目を合わせるとお薦め本が現れるパネルを作りました。

【仕事を考える】職業紹介の展示とともに、1辺22センチの正方体9個をつなげて、大きな工作物を設置しました。角度を変えながら動かすと自分の星座と血液型、将来の職業が現れます。

【郷土の現代作家を知る】円状のものを伸縮することによって郷土作家の作品が現れる仕掛けを作りました。

 その他、三角錐を9個使った昔話の展示物や、牛乳パックを利用した『星の王子さま』の紹介など遊び感覚を取り入れた展示物を多数作っています。(詳しくは、ホームページをご覧ください。)  生徒の発想の豊かさと根気強さには、いつも驚かされます。これからも生徒と共に活発な図書委員会活動を行っていきたいと思います。

(月刊MORGENarchives2015)

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