清水 ミチコさん(タレント)
今後の目標は
つい先日、武道館の単独公演を終えたんです。今、7年目なんですが、なんとかコレで10年を突破するのが当面の目標ですね。
若者にメッセージを一言
今は、やっぱりコロナ不安だとか、経済的にもとても大変な時代ですよね。特に夕方から夜にかけての時間は、気分が暗くなりがちで、気落ちしがちになるものだと聞きます。とりわけ十代の頃って人生で一番傷つきやすい時期ですから、若い人はそれをそのまま受け止めないで欲しいですね。今は誰もが苦しい時代だし、ヘコみがちなんだってことを冷静になれば、客観視できます。客観は楽観につながります。人間って強くなれるものなんですよ。今はとにかく、一番辛い蛹の時間と思って、蝶々になるのをただ待って、冷たい土の中は辛いと思うけど、頑張って耐えて欲しいと思います。悲しいときは、せめてお笑いやユーチューブなんかを見て、気持ちを切り替えるきっかけにしてくれたらいいなと思っています。
しみず みちこ 岐阜県高山市出身。学生時代からラジオ「オールナイトニッポン」、雑誌「ビックリハウス」等にハガキ職人として投稿。やがてラジオ番組の構成作家として活動を始め、1986年に渋谷ジャンジャンにて初ライブ。得意のモノマネ芸などを披露し、永六輔氏の目に留まる。1987年から『笑っていいとも!』、1988年から『夢で逢えたら』にレギュラー出演。人気は全国区に。以降、数々のバラエティ番組をはじめ、女優としてもドラマ、映画などに出演する。1992年、雑誌「TV Bros.」で『私のテレビ日記』を連載開始。細かい人物観察が評判となり、以降28年にわたって継続。また、2013年からは年末年始の武道館ライブが毎年恒例の“福笑い行事”となっている。
(月刊MORGENarchives2021)