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青木 さやかさん(お笑いタレント)

お子さんに望むことは

 娘がやりたいということはすべてやらせてあげたいと思っています。もちろん時には単なるわがままだったりもするけど、何かに興味を持ったりだとか、そういうのは大切だと思うので出来る限り応援したいですね。私が小さい頃、ピアノや習字がやりたいと親にせがむと、全部やらせてくれたんですよ。結果として、それが今、自分の人生の楽しみにもなっているし、幅も持たせてくれている。そういう良かったところは見習っていこうと思います。

若者にメッセージを

 何一つ諦めないでもいいと思っています。私は20歳になったとき、自分はもう何かをあきらめなきゃいけない、そう思ったんです。30になるとその選択肢はさらに狭まったと感じた……。でも終わってみると、48になった今の方が明らかに未来が広がっているんです。だから、なぜあのときそう思ったんだろうと思うし、若い人たちには、何も諦めないでいいと言いたいです。「諦めない」という選択肢を取った方が世界が広がるよって。その先が大丈夫かどうかまではちょっと分からないですけどね(笑い)。最初から諦めて自分の可能性を狭めないで欲しいと思います。

あおき さやか 1973年、愛知県生まれ。大学卒業後、フリーアナウンサーを経てタレントの道へ。

「どこ見てんのよ!」のネタでバラエティ番組でブレイク。2007年に結婚、2010年に出産。2012年に離婚。バラエティ番組やドラマ、舞台などで幅広く活躍している。

撮影:編集部

(月刊MORGENarchives2021)

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