「わたしのマンスリー日記」第14回 それでも人はなぜ生きる!?
それでも人はなぜ生きる!?
2024年1月27日は生涯忘れ得ぬ日となりました。2つの講座と夜楽のシナリオは私が作りました。3か月かかりました。とりわけ「ALS それでも人はなぜ生きる!?」の講座については、企画段階で集客できないのではと不安がられたそうです。私も同じ思いでした。
ところがふたを開けてみたら、私の2つの講座のチケットが真っ先に完売したそうです。これも事務局を始めエンジン01仲間の協力のおかげです。ただただ感謝あるのみ。ありがとうございました。
さらに嬉しかったのは多くの知人、友人、教え子たちと再会できたことです。何十年ぶりの再会という人もいました。私は幸せでした。
講座「ALS それでも人はなぜ生きる!?」は時に、私たち講師陣も聴講の皆さんも涙に包まれました。その涙に込めた思いを1冊にまとめたいと考え、作業を始めています。書名は『それでも人はなぜ生きる!?』でほぼ決まり。サブタイトルを考慮中――。
谷川 彰英 たにかわ あきひで 1945年長野県松本市生まれ。作家。教育学者。筑波大学名誉教授。柳田国男研究で博士(教育学)の学位を取得。千葉大学助教授を経て筑波大学教授。国立大学の法人化に伴って筑波大学理事・副学長に就任。退職後は自由な地名作家として数多くの地名本を出版。2018年2月体調を崩し翌19年5月難病のALSと診断される。だが難病に負けじと執筆活動を継続。ALS宣告後の著作に『ALSを生きる いつでも夢を追いかけていた』(2020年)『日本列島 地名の謎を解く』(2021年)『夢はつながる できることは必ずある!-ALSに勝つ!』(いずれも東京書籍刊)がある。
(モルゲンWEB2024)