「わたしのマンスリー日記」第6回「昭和型板ガラス」の下心――素適なジョークをありがとう!
後日、「佐藤はるみ」が本名であることを確認した上で改めて昭和型板ガラスの本をなぜボクに送るよう用命したのか問い合わせたところ、次のような返信が届きました。
谷川彰英先生
「なぜこの本を私に送るよう『ご用命』されたのか」ですか?
先生、それはもう下心です。
教え子思いで、たくさんファンをもつ人気者で、お顔のひろい恩師に
何かの文章の端っこにご紹介いただけたら嬉しいなあ~という
祈るような魂胆で送らせていただきました。
大成功でした♪
ありがとうございます!
どうぞよろしくお願いいたします。
先生、このまま書かないでくださいね。
佐藤はるみ
今回は「石坂晴海」さんに振り回されました。でも素適なジョークを愉しませてもらいました。ありがとう! 「教え子」がまた一人増えたな。
この素適なジョークを演出いただいたpieniさん、Kさん、間接的にサポートいただいた小学館の楠元順子さんに感謝。ありがとうございました!
撮影:永禮 賢(ながれ・さとし)
谷川 彰英 たにかわ あきひで 1945年長野県松本市生まれ。作家。教育学者。筑波大学名誉教授。柳田国男研究で博士(教育学)の学位を取得。千葉大学助教授を経て筑波大学教授。国立大学の法人化に伴って筑波大学理事・副学長に就任。退職後は自由な地名作家として数多くの地名本を出版。2018年2月体調を崩し翌19年5月難病のALSと診断される。だが難病に負けじと執筆活動を継続。ALS宣告後の著作に『ALSを生きる いつでも夢を追いかけていた』(2020年)『日本列島 地名の謎を解く』(2021年)『夢はつながる できることは必ずある!-ALSに勝つ!』(いずれも東京書籍刊)がある。
(モルゲンWEB2023)