「こころの病も心身一如の自然治癒力」―季節性うつ病から双極性障害を自ら体験して― 第4回「自然治癒力に基づく「新医学」ファスティングの効能」
「医学は自然治癒力を否定しているって!?」
あなたは耳を疑うでしょう。しかし実際そうなのです。
たとえば、台所仕事で手を切っても、いつの間にか傷は治って跡形もなくなっています。これが自然治癒力の神秘です。私たちは、この治癒力が備わっているから、生きていられるのです。つまり、それが生命の基本原理です。しかし、過去200年にわたり、近代医学は自然治癒力を否定、黙穀してきました。
「病気を治すのは医者であり、医薬であり、医術である」
なんという驕りでしょう、なんという過ちでしょう。
生命の基本原理を教えない医学など、根本から誤っています。だからこそ医学は病気を治せず、それどころか悪化させ、死なせています。