「わたしのマンスリー日記」第21回『ALS 苦しみの壁を超えて―利他の心で生かされ生かす』反響 速報

 10月31日、我が家で『ALS 苦しみの壁を超えて―利他の心で生かされ生かす』の出版の感謝の集いを催しました。明石書店社長の大江道雅さん、編集担当の清水祐子さん、それに装丁をデザインしていただいたスピーチ・ルーンの原ゆうこさんと森嶋則子さんをお招きする予定だったのですが、本連載で前2回にわたって紹介したさかもと未明さんが特別参加してくれることになり、一気に盛り上がりました。
 最後はお礼にと言ってシャンソンを歌ってくれ、終始ライブを聴いているようでした。
 このような感謝の集いを開いたのは、私の長い執筆人生の中でも初めてのことでした。それだけ本書に懸けた思いが強かったということです。本書はALS闘病記としては、『ALSを生きる いつでも夢を追いかけていた』(東京書籍、2020年)、『夢はつながる できることは必ずある!-ALSに勝つ!』(東京書籍、2022年)に続く3冊目ですが、前2著がホップ・ステップとすれば、本書はジャンプに当たります。
当日、何よりの感謝の気持ちとしてそれまで全国各地から届いた反響をまとめて報告したのですが、本連載ではそのエッセンスをピックアップしてお届けします。順序は届いた順。【】は私のコメントです。

「最近は朝方まで動画チェックなど仕事をして過ごすことが多いので、頂いたご本も明日読もうと思っていたのですが、明け方に動画チェックが一段落してご本を手に取り、パラパラとめくるうち、最後まで一気読みしてしまいました。
 ここに書かれていることは、何度も谷川さんから伺ったお話も多いのですが、改めて心に強く響きました。そして、エンジン岐阜、市原とご一緒させていただけたこと、本当に有難く嬉しいことだと改めて思いました。
 市原でのALSの講座、これだけのテーマをナビとしてきちんと務められるのだろうかと準備段階で何度も思い、1か月ぐらいはその不安が頭にあったのですが、
 当日は受講者の皆さんも真剣に、そして温かい空気を醸し出してくださり、谷川さんご夫妻の思いが皆さんに伝わったと大きな手ごたえを感じました。
 奥様、憲子さんに大きな拍手でした!

【エンジン01仲間の中でも最も信頼を寄せる1人、映画プロデューサー・放送作家の村上典吏子さんです】

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