
「わたしのマンスリー日記」第21回『ALS 苦しみの壁を超えて―利他の心で生かされ生かす』反響 速報
「本当に9冊もお出しになるなんて、奥様がおっしゃるように「奇跡」と言わざるを得ません。私には想像がつかないご努力あってこそと思います。
そして、様々な方々との交流を通して到達した「利他の心」。本当におじさんとおばさんが生きていらしたら、彰英さんの事、誇りに思うことでしょう。
禅の心、鑑真和上の再来、御仏の教えの体現、等の言葉で、「アキ、よく頑張った。もっと頑張れ!」とおっしゃっているに違いありません。」
【従兄妹の大井恭子ちゃん、千葉大学名誉教授】
「ご著書を拝読するたび、先生の無尽蔵のエネルギーと、縦横無尽に日本各地を駆け巡るかのような膨大な知識に驚かされるのですが、今回はそれに加えて、病床におられてもなお、教育者としてたくさんの方々を導いておられるお姿に感銘を受けました。
特に、苦しみ悩みながらも、谷川先生に導かれて光を見出していく山口さんのくだりは衝撃的で、「私の教え子になってくれませんか」という谷川先生からのエールはもう何というか・・・。
この1文自体が、先生から差し伸べられた温かな手のひらそのもののように感じられます。
先生のお言葉がぎゅっとつまったこの御本、一度読んだくらいではとても受け止めきれないので、何度も読ませていただきますね。」
【『ドラえもん探究ワールド』でお世話になった小学館の編集者の楠元順子さん】
「しかしながら相変わらずご不自由な状態であるにもかかわらず、松本にご講演にいらしたり、若い学生さんを励ましたり、ただただ、感心と言うか感動を乗り越えて、何と表現していいか私には分かりませんが、少しでも先生の生き方に近づきたいというのが今の想いです。
お陰様で1月の先生とのパネルを契機に、目が不自由になった為に、途中で諦めていた本を一冊アシスタントの力を借りながら達成させました。
まだ、出版社をこれから決めるのですが、二冊目は私の人生最後の本になるかと思いますが、私の自叙伝に取り組もうと思います。既に4割は書いておりますが、ここまで長く生きてきたので書くことが山ほどあり、生きている間に完成するか定かではありませんが頑張ってみます。」
【本書の主人公のお1人下村満子先生です。目が不自由な中で本を書くということがどんなに大変なことか。「苦しみの連帯」ですね】
「早速、ご高著を拝読いたしました。一言では言い表せない感動に圧倒されました。上様から「爪の垢でも煎じて飲め」といわれましたが、感動を行動に移せず、ただ呆然としています。気を取り直して、その感動をすこしでも共有してもらおうと、教え子や友人に呼びかけています。」
【筑波大学名誉教授山内芳文先生、元図書館長】
