青い海と空のみちのく八戸から・波動はるかに 第9回 カレイなる市民たち、八戸市鷗盟大学の企て。
郊外学習は、市提供のバスで出かける。「海辺の自然観察」種差海岸、「文化財めぐり」櫛引八幡宮・南宗寺他、「郷土歴史探訪」是川縄文館・根城広場&市博物館他、「馬淵川源流訪問」、「公共施設めぐり」中央卸売市場・八食センター・リサイクルプラザ、八戸学院大学訪問など、八戸市の名跡・歴史探訪で、我が故郷がどんなに豊な自然と歴史に織りなされている地であるかと覚醒する。郊外学習で海岸、縄文館を訪問すると、次週の川柳授業のお題に『文化財』が課せられ句作、学生全員が推し句を投票した後、瀧尻善英先生が提出全員の句を全員の前で評し指導してくださるなど、今まで体験したことのない学びだ。私の一句『うみねこも時空を飛んで文化財』。
ハイライトは1・2年生全体4チーム対抗で取り組む運動会、会場は市立体育館。身内の応援が入ると、張り切りすぎて転倒なども懸念されるので無観客で開催、「走らない運動会」でチームワークを競った。続いて八戸市美術館の総合芸術祭では講座から在校生、学友会先輩の作品が展示、私は陶芸と和紙クラフトに出展した。
新春1月24日、八戸市公会堂で第45回八戸市鷗盟大学祭芸能発表会『生涯青春~輝く君へ~』が開催、各
クラブ活動から、コーラス、カラオケ、社交ダンス、フォークダンスなど、在校生に併せて学友会先輩も参加、日ごろの練習の成果を披露する。入学当時不安げなお爺さんお婆さんは、仲間や先輩たちと共に声を出し、足も心も躍動し誰もが輝いていた。1年生は運営裏方スタッフで上級生やクラブ活動メンバーの雄姿を支えた。