• 十代の地図帳
  • 各界の著名人の十代の道程にその道に入る心構えやヒントを見る

和田 竜さん(作家)

これからの作品作りは

 脚本と小説は、アウトプットに差異はあれ僕にとってはどちらも変わらない魅力的な創作活動です。高校一年の頃、『ターミネーター』を見て、アクションとテーマ性のバランス構成の良さに魅了されたんですが、当時の少年の心をそのままに、子供も大人も楽しめる良質な作品作りを目指して、これからも24 時間楽しめる毎日を出来る限り目指していきたいと思っているんです。

わだ りょう 1969年大阪府生まれ、広島県育ち。早稲田大学政治経済学部卒業。2007年『のぼうの城』で小説家デビュー。同書は累計200万部を超えるベストセラーとなり、12年の映画化の際には和田氏自らが脚本を担当。13年発表の『村上海賊の娘』で翌14年の本屋大賞および吉川英治文学新人賞を受賞。他の著書に『忍びの国』『小太郎の左腕』『戦国時代の余談のよだん。』がある。

(月刊MORGENarchive2014)

関連記事一覧