「こころの病も心身一如の自然治癒力」―季節性うつ病から双極性障害を自ら体験して― 第10回 「腸内バクテリアとの共生」で「ピンピンコロン」

 体の宿便と同じように、心の「便秘」や「宿便」もやっかいです。悲しみ、怒り、恨み、苦痛、不安、不満、そんなものを心にためこんでいませんか?  そういうものをためこみ、心のひだに宿便がこびりついてしまうと、心の栄養も入りこめません。 感動できなくなってしまうのです。すると「気」の回りも悪くなるので、何かをやろうという気持ちもしぽんでしまいます。そうして「やる気が起きない」自分を責めて、ますます落ち込んで、ためこんでいくという悪循環が起きます。

 出す方法は、「思いっきり泣く」「叫ぶ」「誰かに話を聞いてもらう」。そして、「思いっきり笑う」「日記などにすべて書き出す」。また自分の好きなことに集中したり、スポーツで汗を流したりして上手に発散させることです。毎日スムーズに「お便り」があると、その日一日爽快に過ごせます。その日あった嫌なこと つらいことは  こまめにその日のうちに出して ためこまないことです。

「便りがないのがいい便り」 ではなく「悪いお便り」は全部、出す。そして、人生さわやかに生きましょう。』

 さてさて、私は幸いなことに、開業三年目にご縁をいただいた沖縄のサトウキビを原料にした純度の高いフラクトオリゴ糖を、常備菜と位置付けて毎日愛飲しています。月に二度は大スプーン二杯くらい飲み、水様便を数回出して、滞留便、宿便防止に努めています。加えて、時々竹炭粉末と竹酢でつくる竹精パウダーを用い、腸内リセットも試みます。竹炭新野師匠日く『「うつ」は腸内腐敗ガスの脳への作用から起こるので、腸内リセットして、いい血液にすれば良くなる』は当を得ています。

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