
青い海と空のみちのく八戸から・波動はるかに 第11回 2024-2025、みちのく『みらいえchez Kamitomai』から。
がらんどうの家屋に、芸術作品が少しずつ飾られ、赤ちゃん連れ、子どもたち、海外やシニアの方々が往来し、その笑顔や歓声、感動から、「みらいえ」が鼓動し始めた。ある日「ボクたちは別々の道を歩いていたようだけと、魂の方向が同じだった」と治史が呟いた。日々私たちは想いや在り方、私たちの未来を話す。二人の生き方が「みらいえ」の心臓、体温だ。多世代の多様な人々が集い、私たちの想いや夢がカタチになって、私たちのことばが日々生まれる。この1年、多世代×多文化×多言語交流館「みらいえchez Kamitomai」の想いの種、今、芽を吹きだしたばかり。


かみとまい まさこ 榊原陽氏(多言語活動提唱者)の言語研究・実践団体に1973年より参加。1981年言語交流研究所設立時より国内・海外で多言語活動、青少年~多世代のホームステイ国際交流、高校生交換留学の派遣・受け入れを推進。一般財団法人言語交流研究所新プロジェクト部長。ヒッポファミリークラブ研究員・フェロウ。多言語活動・国際交流、「ハルくんの虹」をテーマにワークショップ・講演講師多数。著作者、水墨画家としても活動、著書に『多言語のある日々 波動はるかに』(遊行社刊)がある。2023 年 12月15日第52回「デーリー東北賞」受賞。
(モルゲンWEB20250326)