「こころの病も心身一如の自然治癒力」―季節性うつ病から双極性障害を自ら体験して― 第13回 心身一如の早起き療法「早起き心身健康法」

実践2 誓ひ「目標を毎日祈りつづけることで、驚くほどの自信が生まれる」

『あなたの心のなかに、「意欲」のタネをまき、水をかけて育てていく作業をはじめましょう。実践的な誓ひは、目標を実現するために、「式」のかたちをとっておこなう祈りです。』

「感謝の礼」「見守りの礼」「祈願の礼」 の三礼はあなたを生かす礼なのです。合掌、三度の礼をしてから、神棚、仏壇、東の空、壁に貼った写真などに向っておこないます。

「感謝の礼」の場合、あまりこころよく思っていない人、けんかをしている人、反感をもっている人のためにも利他の祈りを続けていると、 一念の転換がおこります。 『脳科学からみた「祈り」』(中野信子著潮出版社)には、一念の転換がおきたときには、脳内快感物質、ベーターエンドルフンィンなどが満ちるのではないかと述べています。

「祈願の礼」 には「誓約の誓ひ」=“自分の短所や弱点、過ちについての反省など、「祈願の誓ひ」=自分の目的にたいしての 「祈り」がその内容です。

 著者は、『うつ病極期の場合はひたすら休むことが重要であるが、誓ひの実践だけはするように」と言ってます。その時の誓ひは、「一秒だけ手を合わせるだけでもいい」「感謝と一言いうだけでもよしとする」で、是非試してみるようにと記しています。これを読んでみて私は、「祈り」のもつ力を強よ~く感じます。

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