「こころの病も心身一如の自然治癒力」―季節性うつ病から双極性障害を自ら体験して― 第15回 「こころの病も反面教師だった私②」

 8の日記療法は、毎年手帳(ここ一〇数年は四月始まり手帳)に、さまざまなことをメモッたり、重要事項をまとめたり、人生訓や気づきを書き込んだりします。A型特有の凡帳面に記帳している(?)のですが、「うつ状態」になると、やたら空白ページが続きます。

 以上、こころの病も反面教師故に自らの体験から、税所氏の「早起き心身健康法」にほぼ近い生き方に到達しています。

 今後も当庵の感謝さんのこころの処方筆に活用します。

――つづく

小松 健治  こまつ けんじ 1944年広島県呉市生まれ。島根県江津市桜江町川越育ち。順天堂大学医学部を卒業後、島根県益田日赤病院胸部外科部長を経て、現在、人間に完璧に備わっている「自然治癒力」・免疫力を尊重し、日常生活即医学ととらえた自助療法を主体とした「あうん健康庵」庵主、総合診療医。実証主義に基づき「生血液細胞・栄養分析法」(Live Blood Analysis、LBA)を用いて「千島学説」の実証に努める一方、血液循環療法の効果に注目、その医学的解明にも取り組んでいる。 著書・論文に『医者が学んだ祈りの力』(幻冬舎)、「革新の体液循環論」(『血液と循環』第7号、血液循環療法協会)、「『自然栽培』と『自然医療』の共生を目指して」(『螺旋』16号、千島学説研究会編)など。

(モルゲンWEB20250729)

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