
「こころの病も心身一如の自然治癒力」―季節性うつ病から双極性障害を自ら体験して― 最終回 「おわりに」
おわりに
平成二五年五月の東京セミナー前夜祭(有志による飲み会)で、千島学研から出版が決まっている「ガンは助かる―ガンは自ら助くる者を助く―千島学説から観るガン治療」(仮題)の進捗状況(私の担当分は寄稿済)にとてもショックを受けた。悪酔いした覚えはなかったけれども、ホテルでの翌早朝、例の病の初期症状「口渇」が山ました。食品添加物のせいか舌荒れも強かった。
けれども、”やくざ医者”と称し、『精神科は今日も、やりたい放題』、『大笑い! 精神医学』、『医学不要論』、と話題作を次々に世に問う内海聡医師の真骨頂に何度も触れるうち、私は「うつ状態」を脱しました。彼は、『この世界の秘密』(イースト・プレス 二〇一四年二月四日第一刷)次いで第二弾『この世界を変える方法』(イースト・プレス)にまで昇華しています。
「医学不要論」で、彼は次のように述べています。「私は千島学説論者ではないし、分野も違うので、その学説を完全に理解したわけではないが、問題は多くのよくなったという患者の声、そして一部の協力した医師たちの声をほとんど無視して、西洋医学は医原病作りと殺人にいそしんでいることである。
仮に千島学説のすべてが正しくなく、部分的に正しいくらいでもまったく構わないのだ。それを応用して一〇〇%にするがための研究をすることこそ、真の医学の目的であるべきだ。」