「こころの病も心身一如の自然治癒力」―季節性うつ病から双極性障害を自ら体験して― 最終回  「おわりに」

「STAP細胞事件」を小保方ウォッチャーとして経過中のことです。 「島根の地名辞典」を著した故白石昭臣氏言う「出雲人は雲ゆきを見る、石見人は区分転換のすばやさ」、「石見人は直情径行」通り、私は「医者が学んだ祈りの力」をあえて一一五年記念祭に合わせて出版し、千島学説をこの混乱し、大変革期真っ最中の社会に強く訴えたい、と行動しました。

 本稿のおわりのおわりに、故枠山紀一前代表、法名釈一念のご霊前に、「心の弱い不詳の塾生は生まれ変わりました。ありがとうございました。」と祈って合掌。        (完)

――次回は特別編です

小松 健治  こまつ けんじ 1944年広島県呉市生まれ。島根県江津市桜江町川越育ち。順天堂大学医学部を卒業後、島根県益田日赤病院胸部外科部長を経て、現在、人間に完璧に備わっている「自然治癒力」・免疫力を尊重し、日常生活即医学ととらえた自助療法を主体とした「あうん健康庵」庵主、総合診療医。実証主義に基づき「生血液細胞・栄養分析法」(Live Blood Analysis、LBA)を用いて「千島学説」の実証に努める一方、血液循環療法の効果に注目、その医学的解明にも取り組んでいる。 著書・論文に『医者が学んだ祈りの力』(幻冬舎)、「革新の体液循環論」(『血液と循環』第7号、血液循環療法協会)、「『自然栽培』と『自然医療』の共生を目指して」(『螺旋』16号、千島学説研究会編)など。

(モルゲンWEB20250825)

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