
「こころの病も心身一如の自然治癒力」―季節性うつ病から双極性障害を自ら体験して―【番外編】 あうん健康庵 庵主のつぶやき
学びの友と共に、島根県太田市で行われた免疫学の専門家・井上正康大阪市立大学(現・大阪公立大学)名誉教授の講演会を拝聴しました。
井上教授によれば、今回の新型コロナウイルスに対するワクチンは、コロナウイルスの遺伝子、メッセンジャーRNAを使用しているそうです。これを人体に接種することで、その人の細胞内で新型コロナウイルスのスパイクタンパク質(ウイルスの表面にある棘のような突起物)が作られ、これを免疫細胞が異物と認識して抗体産生がなされる。その結果、次に新型コロナウイルスに感染した時、これを排除できるのだそうです。
このワクチン開発の基礎を築いたカタリン・カリコ博士と、ドリュー・ワイズマン博士は2023年にノーベル生理・医学賞を受賞しました。しかし、ワイズマン博士は、「このワクチンは血栓を生じさせ、血管を障害する恐れがある。」と2018年に警鐘をならしています。

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