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清川 あさみさん(アーティスト・アートディレクター)

高校受験は難関校に合格を

 我が家はとにかく勉強には厳しくて。「いい高校に入らなくてはならない」と決まっていたんですよ。もう家訓ですから(笑)。だからそれを実行するために必死で勉強するわけです。とにかく一番いい学校に入れないと大変なわけですからね。受験のために数学だけでも2か所、英語も2つ習いに行って。勉強に対してはとにかく厳しかったんです。

大学も上のほうと望まれたのでは

 いや、そこまでは望まなかったですね。とにかくいい高校に入ることが一番の問題だったんです。私は勉強が嫌で嫌でたまらなかったのでその時期は本当に大変でした。高校の合格発表も見に行けなくて塾の先生に行ってもらったりして……。正直受かったときには心底ホッとしましたね(笑)。

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高校生活はどのように

 もう入学した瞬間に弾けてしまって(笑)。前髪をピンクに染めると真っ赤なコートをはおって……、突如として何かに目覚めちゃったんですね。当時、淡路島は買い物に大阪へ出るには船でしか行けなかったんです。そんな理由で、大抵はみんな買い物を近場で済ますんだけど、私は毎週のように船に乗って都会に出て。なぜって、色々のファッションを見るのが大好きだったんですね。それで、美大に行こうと思って、関西の美術系受験予備校に通うことにしたんです。

都会生活への憧れは

 都会というよりもとにかく誰も自分を知らないところへ行きたいというのが大きかったですね。誰も知る人がいない不安はなくて、逆に身内が近くにいると何かと頼ってしまうし何かあったときには必ず助けてくれるからそれは自分を成長させないと思って。それで、淡路島に近い関西ではなくて東京に行こうと考えたんです。当時は子どもだったし、「遠いところ=東京」のイメージがあったんだと思います。

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