【推薦図書】『作家たちの17歳』(岩波ジュニア新書)
千葉 俊二/著
岩波書店/刊
定価880円(税別)
まだ誰も文豪じゃなった17の頃、彼らの目に映ったものとは。
太宰治「作家になろう、と私はひそかに願望した」 宮沢賢治「おれの恋は、いまあの百合の花なのだ」 芥川龍之介「己と一緒に大きな世界へ来るがいい」 谷崎潤一郎「諸君は何のために学問を修めますか」 樋口一葉「誠とわれは女成けるものを」夏目漱石 「我々はポテンシャル、エナージーを養うんだ」
当時の日記などを手掛かりに作家たちの十代を開いていく。