
矢部 太郎さん(お笑い芸人)
国際教育学に興味が
いやそれがまったくないんですよ(笑い)。たまたま偏差値とセンター試験の兼ね合いで受けれる学部だったというだけで。そこは本当にもう全然で(笑い)。
大学は中退を
8年通ったものの、単位が取得できず除籍に。これはそのころはもうお笑いをはじめていたので、その兼ね合いというか……。釣り合いの難しさの結果です。あとはやっぱり「先生になろう」という気があんまりなかったんだろう、と。もともと「大学の間になにかやりたいことが見つかればいい」ぐらいの感じでしたからね。ちょうどお笑いも楽しくなってきてるし、やりたいのはこれかなって。で、見つかったから辞める。そこに抵抗はそんなになかったですね。
お笑いに進む契機は
高校の同級生の入江君に誘われたのがきっかけですね。それからネタ見せに行くようになって。入江君はすごく積極的で、とにかく行動派なんですよ。高校のときに『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』というのがあって、そのなかでたけしさん自らがプロデュースを担当する〈若手芸人お笑いファクトリー〉という企画が立ち上がった。それに応募したところ、見事合格したんです。オーディションの現場には僕たち学生に混じってプロのお笑い芸人もたくさん来ていた。そのなかでたけしさんご本人を前にネタ見せをするんですが、それに受かったんです。結局、その企画自体は盛り上がることなく、2、3回で打ち切られてしまうんだけど、僕ら自身は、どこかたけしさんに「面白い」と言われたような余韻が残った。それでなんか勘違いしちゃって、ここまでやってきた、って感じですね。
芸人という道にご家族は
本当にこれまで親に「なにかこういうことをやれ」と言われたことがなくて。「こんな職業に就け」というのも言われたことがない。だからべつに「お笑いやりたい」というのも相談しなかった。いつもただ応援してくれ、ただただ尊重してくれる。でも大学だけは卒業してね、と母に言われましたけどね。卒業してないんですけど(笑い)。学費は自費で賄ったので、それでなんとかお願いします、という感じですね。
