「わたしのマンスリー日記」第34回「今日の日はさようなら」その1

1 『ALS 人生の〝聖火ランナー〟―生きる勇気の波紋』(遊行社 2026年)

 昨年4月3日に急逝した妻・憲子を追悼する『ALS 人生の〝聖火ランナー〟―生きる勇気の波紋』(遊行社 2026年)をやっとの思いで書き上げることができました。正直苦しかった。その分全国からこれまでない反響をいただいています。
 本書の骨子をご理解いただくために、「はじめ」と「おわりに」の主要部分を引用することにします。
 先ずは「はじめに」から。

本書に託したメッセージは「生きる勇気の波紋」と「人生の“聖火ランナー”」。いずれも私の生き方に共鳴した方からのエールの言葉です。
 「生きる勇気の波紋」はある小学校の先生からのものです。
 「谷川先生のメッセージは、魔法の言葉です。谷川先生に勇気づけられた教え子が、さらに勇気の輪を広げていく。勇気の波紋。その中心、最初の一滴が谷川先生です」 
 最後の一文は、言葉の表現者として多少の自負心を抱いていた私をうならせました。詳細は第1章「生きる勇気の波紋―『ウォーリーをさがせ!』」をお読みください。
 メインタイトルの「人生の“聖火ランナー”は訪問歯科医の先生からいただいたファンレターを巡るやり取りの中で浮上した言葉です。
 『ALS  苦しみの壁を超えて』の本を読んだ時に、谷川さんはふと、人生の"聖火ランナー"みたいな方だなと思いました。
 以前、テレビでどこかの国の聖火ランナーの映像が流れた時に、観に来ていた沿道の子供たちが感化されて、一緒に走り出すという心温まる瞬間を見たことがあります。
 谷川さんはそのランナーのように、『生きる』のレールを走っている中で、1人2人とパワーを与えていき、感銘を受けた方々が一緒に走り出しているんだなと思いました」
 この続きは第7章「ドクターからのファンレター―『人生の“聖火ランナー”』」でどうぞ。読んでいただけるだけで涙が出ます。次は「おわりに」からです。

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