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【推薦図書】『パレスチナ人は苦しみ続ける―なぜ国連は解決できないのか』

高橋 宗瑠/著

現代人文社/刊

本体2,600円(税別)

1948年の第一次中東戦争に始まった「パレスチナ問題」。領有権をめぐり泥沼の紛争を繰り広げる中東の混沌は半世紀を超えた今もなお解決の糸口を見せない。本書はそんな複雑な様相を呈する中東の紛争を易しく解説した入門書。

「アメリカの事件とパレスチナの共通点」「新自由主義者の理想=イスラエルとの闘い」「パレスチナの特殊性1――植民地主義」「アパルトヘイト――人種によって違う法律」「ユダヤ人の「永遠かつ不分割の首都」「ハマスによる人権侵害」「シオニズム、そしてパレスチナへの移住」……

国連職員として5年間をパレスチナで過ごし、「人権野朗」を自認する著者が、現地で見、聞いた血の通う経験を綴った入魂の一冊。

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