• 十代の地図帳
  • 青春の記憶に生きるヒントを訊くインタビュー記事
斎藤ちはる

斎藤 ちはるさん(テレビ朝日アナウンサー)

大学時代の思い出は

 今、振り返ると、あんまり大学の友達と遊んだ記憶がなくて(笑い)。長い休みもほとんど無かったので、旅行にも行けなかったし、思えば学生らしい生活を全然してこなかったなって思いますね(笑い)。でも逆に、大学を卒業してから関わる友人は結構いて。それぞれ色んな職業に就いているので、色々な世界の話が聞けて刺激になっています。

アナウンサーの難しさは

 乃木坂46のときには、メンバーなりスタッフさんだったりが周りに誰か必ずいたんですけど、今は完全に一人なので、悩みを抱えることがあっても、それを中々打ち明ける相手がいないというのはありますね。とはいえ、そんなに何日も悩むようなタイプでもなくて——、寝たら忘れるタイプなんですけど(笑い)。それでも悩む日は、以前はメンバーだったけど、今は、時々同期に相談しつつ、なんとかやっています。後、両親とは、本当に〝友人〟と言ってもいいくらい何でも話せる仲なので、当然、全部相談してますね。

『モーニングショー』の異例の抜擢に重圧は

 もう相当のプレッシャーでしたね(笑い)。初日は緊張に押しつぶされそうになりながら、ピンマイクを付けてスタジオに向かいました。太ももからつま先まで、足全体がブルブルと震えているのが自分でも分かって、それがまた一層緊張を高めて。忘れられないですね、あのときのことは……。

今の一日のルーティーンは

 放送が8時からなので、その3、4時間ぐらい前には局に入って準備を進めています。そんなふうですから、生活もすっかり朝型になりました。大学生のときは何時に起きても大丈夫だったんですけど(笑い)。今は、夜の10時には寝られていることが多いので、随分健康的な暮らしを送っていますね。

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